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入居者から賃上げ!

少し前の夏の日のことなのですが、不動産屋さんから「物件Aのエアコンが動かなくなった」と連絡がありました。

この話が出る前年、私たちが借りていたマンションのエアコンが壊れたことがありました。
大変暑い夏だったので、急いで修理交換をしてほしい旨を大家さんに伝えてもらいました。

ところが、大家さんは「自分で買ってください」と言ってきたのです。

もちろん契約書のどこを見ても設備欄に「エアコン付」としか書いていない。
暑さで気が狂いそうになりながら大家さんに電話。
すると「暑いですけど、ウチも身体のためにエアコン使ってないんですよぉ。」と。

何かがキレる音が。
結局契約書に書いていないことを理由に、新しいエアコンを付けてもらいました。

その間3週間以上。蒸し風呂のような部屋で暮らしたのでした。
その後もその大家さんとはトラブルが多く、退去。



・・・という経験がサッと頭をよぎり、不動産屋さんにすぐエアコンを手配。
その日のうちに電気屋さんから見積もりのFAXが来て即GOサイン。
連絡から3日で新品のエアコンに交換完了しました。

すると再び不動産屋さんから電話が。
「先方の親御さんから電話がありまして、新品に交換してくれたから2000円くらい家賃を上げてもいいって言っていますよ!!」

入居者から「値下げ」の要求はあっても「値上げ」の提案は初めてです。
折角先方がそう言って下さったので、ありがたく値上げすることになりました。
すぐに対応したことが良かったのかなぁと思っています。

7万円で貸していたお部屋は7万2000円になりました。
めでたし、めでたし。

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